指数出力機能(バージョン0.9.7以降)を使うと、血統ダイナマイトの出馬表に表示されている父や母父の成績を TARGET frontierJVに外部指数として出力することができます。
この記事では試しに血統ダイナマイトの出馬表に表示されている「父の勝率」をTARGETで表示させてみます。
指数出力画面は「データ」→「指数出力」で表示することができます。
画面は大きく3つのエリアに分かれています。
1.出力するレース条件
2.出力先の設定
出力先のフォルダ名を指定できます。
こうすることで、例えば父の勝率と母父の複勝率のデータを分けて出力することができます。
3.出力する指数の計算式
計算式をいじることで、以下のようなパターンで出力することができます。
・父の勝率を出力する。
・母父の複勝率を出力する。
・父の連対率と母父の連対率を足したものを指数として出力する。
・父の勝率と連対率と複勝率を足したものを指数として出力する。
「父の勝率」を出力してみる場合のポイントは以下の通りです。
・分かりやすいサブフォルダ名にしてみます(赤枠内)
ここは変更せずにそのままでもいいですが、エクスプローラ等で出力先を確認する場合を考えると変えた方が良いと思います。
・「父の勝率」をそのまま出力したいので、「父の成績値×」の欄は「100」%にします。
そして今回は母父の成績は出力しないので「0」%にします。
次に「父の成績値の設定欄」では、「勝率」だけにチェックをします。
その下の「出走数が平均の「50」%未満の場合は成績値を0とする」はそのままにしました。
ここの値を大きくすると、出走数の多い父の成績だけが対象となります。
ここの値を小さくすると、出走数が少ない父の成績も対象となります。
設定が終わったら「指数の出力」ボタンを押します。
エクスプローラで出力先を見てみるとファイルが出力されているのがわかります。
血統ダイナマイト側の処理は以上です。
次はTARGET側の設定です。
基本的に血統ダイナマイト側の設定を変更しなければ、TARGET側の設定は初回のみ行います。
TARGETを起動して「環境設定」をクリックします。
次に、項目メニューの下の方にある「外部指数の設定」を選択し、「新規追加」ボタン(赤枠)をおします。
そうすると「外部指数ファイルの定義画面」が開きます。
ここで役立つのが血統ダイナマイトの指数出力画面にある説明です。
この画面を見ながら設定すると楽だと思います。
指数名は分かりやすく「父勝率」にしました。
以下が設定後の画面です。
設定が終わったら 「OK」ボタンを押して画面を閉じます。
「OK」 ボタンを押すと「父勝率」という名前で外部指数が追加されます。
これだけではTARGETで表示されませんので、緑の枠内のように表示したい画面にチェックをして、[1]No.の部分(オレンジ枠内)には、「1」を設定します。
この 「1」 というのは、表示したい外部指数の№です。
設定が終わったら「OK」ボタンを押して画面を閉じます。
TARGET側の設定も終わったので出馬表を見てみます。
「父勝率」とその右側に勝率順が表示されるようになりました。
※ここではユーザー設定画面の「★3」タブで表示を確認しています。
今回、父の出走数が少ないものは0として出力していますが、基本的に血統ダイナマイトの出馬表に表示されている勝率と同じです。
もしここで「表示されない!」という方は以下の設定をご確認ください。
TARGET出馬表の上部右のほうに「項目設定」というボタンがあるのでそれを押してください。
画面の左側に「選択済み項目」(赤枠内)に「外部指数1」と「外部指数順1」がチェックされているかどうかをご確認ください。
なければ、画面右側の項目を選択して「追加」ボタンを押して追加します。